―掲示板/談話室(2007年分)―

古代コインに関する、情報提供/疑問/質問/雑談/近況報告なんでも結構ですのでお便りをお寄せください。

Eメールはこちらにお願いします。
E-mail: s-ivy@ba2.so-net.ne.jp



【タラスのコイン写真について】梨村 07/1/12
35年前に3ヶ月ほど南イタリアのターラントにいたことがあって、そのときに、ターラント(ギリシャ名タラス)の考古学博物館でイルカにのった人間神の古代ギリシャ時代のコインを初めてみました。 今回、そのときの滞在記やその後の旅行記を纏めて自費出版する予定ですが、そのなかにコピーライト2005、Studio ivy Co.Ltd 所有のイルカのタラス銀貨一枚の写真を転載したいのですが、ご許可頂けますでしょうか。

【タラスのコイン写真について】管理人 07/1/16
大きめの写真を送ります。クレジットは 写真:(有)スタジオアイビーで結構です。
それでは宜しくお願いいたします。

【メタポンティオンの麦の穂コインの写真について】梨村 07/1/17
また新たなお願いで大変恐縮ですが、小生の旅行記には、メタポントゥムの麦の穂のコインの話も出てきますので、貴HPにある、メタポンティオンの530−510BCの表の麦の穂コインの写真も大きめのサイズでお借りできれば、大変有難く思います。勝手な要望ですが、何卒よろしくお願いいたします。なお、本の完成は3月末ごろになる予定ですが、その折には是非一冊進呈させていただきたいと思っております。

【メタポンティオンの麦の穂コインの写真について】管理人 07/1/17
スタジオアイビー小林です。ご要望の写真をおくります。  それでは宜しくお願いいたします。

【御礼】梨村 07/1/18
貴重な写真2枚お送りいただきありがとうございました。 色々とお手を煩わしてしまい、大変感謝申し上げます。 お陰様で、リアリティのある紀行本が出来上がるのでは、と期待しております。 先ずは御礼まで。

【ご報告】梨村 07/3/20
一月には、コインの写真をお送りくださり大変ありがとうございました。 お陰様で、本日、本が出来上がってきましたので、一冊御礼のしるしにお送りさせていただきます。目次のページの 最後に、本文写真(P59・88)(有)スタジオアイピー提供 とさせていただきました。なおタイトルは「優雅な大人のための欧州浪漫紀行」ということで、出版社は幻冬舎ルネッサンス、アマゾンなどのインターネット書店でも販売されております。   梨村 源次郎

【受け取りました】管理人 07/3/22
スタジオアイビー小林です。 本日ご本を受け取りました、どうもありがとうございます。m(_ _)m これから読まさせていただきます。 今回、微力ながらお手伝いでき嬉しく思います。 

【優雅な大人のための欧州浪漫紀行:ご紹介】管理人 07/4/24
雑用が重なり遅くなりましたが、お送りいただきました 「優雅な大人のための欧州浪漫紀行」 をご紹介させていただきます。  著者が仕事の関係で滞在されたイタリアのターラントを拠点に、幅広い探究心の趣くままヨーロッパ各地(イタリア、スイス、フランス)を巡った紀行文で、絵画/音楽/歴史/グルメ‥と著者の造詣の深さが随所に伺えます。 古代ギリシャコインに興味のおありの方には、イタリア/シチリア各都市の時代背景等、参考になる記事が多く載せられていて興味深く読めると思います。 またこれらの地方を旅行することさ予定される方には、良い手引となること請け合いの書となるでしょう。

【はじめまして】滝谷 07/5/11
いつも御拝見させて頂いています、隠れたコインフアンです。 33年前アレキサンダーコインをそれと知らずに買って(あまりの美しさに魅かれて)ペンダントとして下げていましたのに、細工が悪くて落としてしまい、後にその価値を知るのですが!そのトラウマからバクトリアに限っての収集を始めました。 現在年3回のアフガン行きの旅、現在もう少しで完成。 そんな私の疑問です。アテネコイン・フクロウ見つけ買ってしまいましたが、典型的なオリーブ目ではなく、どのカタログにもありません。 重さ17グラム 極めて美しく新しい感じがしますが、使い減りがあり偽物にしては!?と期待しています。 画像を送りたいと思います。

【アテネのコイン、ぜひ拝見してみたいです】管理人 07/5/12
お便りありがとうございます、私も古代コインの入口はアレクサンドロス(アレキサンダー)大王のコインでした。 アレクサンドロス大王のコインは歴史的にも、美術的にも、またバリエーションでも満足できるもので、入門からベテランまで楽しめるアイテムだと思います。
コインのために?アフガンへ実際に行かれましたか!!凄い!!現在は危険ではないんでしょうか。タリバンも反撃に出ているようですし…
私は以前古代コインの故郷ギリシャに一回だけ旅をしてきました。定番のアテネはやはり観光化しすぎてそれなりの感じでしたが、第二の都市テッサロニキは地方都市の良さが十分楽しめました。お買いになったアテネのコインぜひ拝見してみたいです。

【画像を送ります】滝谷 07/5/15
実は33年前平和だったアフガンで1年間を JICAの義足製作指導教官としてカブールで暮らしました。現在義足支援の為にアフガンを訪問しています。それで年3回行っています、それでバクトリアなのです。
遅くなりましたがレンズを手に入れましたのでお送りします、ぜひ宜しく、
アテネコイン 重さ17グラムです。

シラクサコイン,これはたぶん偽物だと思うのですがコインを集めていると欠かせないので、(だた買ったときガラクタの中からみつけ3ドル)期待は!!ブロンズ 直径35ミリ おもさ13グラムです。


【画像を拝見しました】管理人 07/5/16
とても有意義で大切な仕事をされているのですね。地勢学的に微妙な位置に生まれてしまった人達は望んでそこに生まれたわけではないのに、その環境を受け入れなければならないのは、つらいですよね。
閑話休題 コインの写真を拝見しました。実物を精査していないので確定的なことは言えないのですが、ご推察の通り、1枚目は本物、2枚目は銅で写された贋物のようです。
●1枚目:バビロンで作られたアテネのデザインの模倣貨
●2枚目:シラクサのデカドラクマ銀貨を銅で鋳写された贋物
アテネの模倣貨は、アテネで作られたオリジナルではありませんが 当時のデファクト・スタンダードであったアテネのコインの威光が遥か遠方まで伝わっていたことを示す貴重なサンプルだと思います。 なおカタログ評価は最もスタンダードなアテネのテトラドラクマ銀貨 seaby2526が£275 であるのに対し この模倣貨 seaby6155は£250 で、ほぼ同じと思って良いでしょう。(£表示は実勢価格ではありません)


【これ苦笑んです】滝谷 07/5/17
アテネコイン、後日談
其のコインを返せと骨董屋の主人。なぜだ問うと、間違って売ったと言い、問いつめると、カラーのコインカタログを出して来てほらここにあるだろう。でもそれは、本当のアテネコイン(?)1万3000ドルの表示!!骨董の主人それを観せてなんとか取り返そうと、、、、 ところが返せと言われても!!! 私は、其の本(新しい英語版)が欲しいと言うと500ドル。買えませんでしたが、日本でも手に入るのでしょうか。 A4版 厚さ4センチ(情報不足ですみません)でした。 

今日はデメトリウスの大中小を観て下さい。 最初、鋳造なので、てっきり偽物だと思っていました。 でも 鋳造されている物もあると、、 大:鋳造  中:プレス  小 
大:16グラム 最大幅 35ミリ 亀裂あります
小: 1グラム     12ミリ
中: 3グラム     18ミリ       すみませんご迷惑でなければ、 順番に送りますが、


【画像を拝見しました2】管理人 07/5/17
アテネコインが高いと言っても、そこまで高いのはデカ(10)ドラクマ位ではないでしょうか。ドル表示ということはアメリカのカタログでしょうか?カラーで価格が表示されていてA4版ということは、オークションカタログのようにも思えますが、、でも厚さが4cmもあることを考えると???

デメトリオスのコインですが鋳造といわれるのは、何か鋳造の特徴が見て取れるのでしょうか。 (写真を見たかぎりでは)ヒビの部分があまく、且つ端の方でヒビが埋っているように見える以外は正常に見えます。鋳造の場合、側面にパーティングラインが出来ます、また金属を型に流し込む湯口があります。仕上げをしてもその痕跡は残りますが、これは実物の側面を仔細に見てみないと判りません。鋳造でも本物があるとのことですが、極特殊なもの以外存在しません。もっとも打刻前の地金は鋳造ですが、、、なおテトラドラクマ(写真の大)で16gあるのであれば重量的には問題ないと思います。 他にも”これ苦笑ん”がおありなら判る範囲でお答えします。


【これ苦笑んです2】滝谷 07/5/18
お言葉に甘えまして最近手に入れたコインを観て下さい。バクトリアだと確信して買ったのですが解りません。 アレキサンドロスコインは、打刻が深く奇麗のですがアレキサンダーの端正な顔立ちとはちがうのですが!?  重さ2,?グラム 最大幅14ミリです。


【画像を拝見しました3】管理人 07/5/18
一枚目は、バクトリア・インドグリーク、あるいはインドスキタイだと思いますが専門外のため、誰が発行したものか特定は出来ませんでした。 二枚目は、アレクサンドロスタイプのコインカタログで調べてみました。サイズと重量からヘミドラクマ銀貨と思われます。マークとしてはアラドスとマラトスに類似のものが存在しました。 さらによく見ますと玉座の下に EP のマークがあるのでPRICE3442(Marathos)に合っているようです。しかしながら表裏ともカタログのデザインとニュアンスが違うように感じます。(デザインが偽物くさいというのではなく、鋳地のニュアンスに合っていないということです)あと雑な作りの多い少額貨幣にしては、出来が良すぎるのも気になりま す。結論としては、本物ならフェニキアのマラトスで作られたアレクサンド ロスのヘミドラクマ銀貨ですが、真正度は50%くらいといったところでしょうか。(カタログはPRICE著の”アレクサンドロス大王とフィリッポス3世名の硬貨”です。正式には"THE COINAGE IN THE NAME OF ALEXANDER THE GREAT AND PHILIP ARRAHIDAEUS)写真3361a,3361b はアラドス、3442,3445,3447 はマラトスのヘミドラクマです。



【これ苦笑ん 観て頂いて】滝谷 07/5/19
バクトリア関連と集めていますと 最初はやはりアレキサンドロス、そして その将軍たち(どうしてもアンテイオコス デオトドスと進みました。 いま探していますのは デオトドス金貨です)他の物も、現物を見て頂く機会をつくれればお伺いします。 今日も夕方に、、、
ありがとうございました。大変勉強になりました。  仕事にゆきます まずは御礼まで

【プトレマイオス朝の銅貨の窪み】leiryu 07/7/29
今月のトピックスにあるプトレマイオス朝の銅貨の窪みですが、私も文献に当たってみたわけではありませんので確定的なことが言えませんが、以前古代コインを扱う業者さんにその由来をお聞きしたところ、外国の学者の方に確認して頂きまして、現在一番有力視されている学説をご教授頂きました。 プトレマイオス朝の銅貨は他の古代コイと少し作り方が違い、近代コインのように最初に円形のフランを作ってから、極印と極印の間に挟んでハンマーで打ってコインを製造したのだそうです。 窪みはこの時にフランを安定させるために中心を当てた跡であるとのことでした。 私古代コインを集めだしてまだ日が浅く、僭越とは思いましたが、何かのご参考になればと思います。

【情報ありがとうございます】管理人 07/8/29
今月のトピックスについて情報をお知らせいただきありがとうございます。 参考にさせていただきます。 ほかの読者の方も何か情報がありましたら、ご一報ください。

【拝見致しました】茜丸 07/10/05
つい最近、小林さんのネットを拝見致しました。大変勉強になりました。私は子供の頃からコインを集めていました、というより自宅の古い抽き出しの中に日本の天保通宝などがあったということですが、それをきっかけに10年くらい前から古代コインを集めはじめました。トルコやシリア、ヨルダンなどでも、怪しげなコインを買いました。また、図書館へ行っても、図鑑などは見当たらず、今まで盲の状態でした。これからじっくり小林さんのサイトを読ませていただきます。

【拝見したいです】管理人 07/10/05
ホームページをご覧頂きありがとうございます。中東で買われたコイ ン、後学のため写真を拝見したいですが、いかがでしょうか。

【写真送ります】茜丸 07/10/07
お言葉に甘えて私のコインを送らせていただきます。
●最近ヨルダンで買ったものです。たまたま図書館で同じと思われるものが載っておりました。 それによると、リシマコスの4ドラクマ銀貨ではないかと思われます。直径26ミリ。ただし本物かどうか怪しいのです。その上、真っ黒なのです。表面:アモン(ゼウス)の雄羊角のあるディアデムを戴く、右向きのアレクサンダー大王頭部。裏面:コリント式ヘルメットをかぶるアテナ座像。ペプロスを身にまとい、獅子の紋章のついた丸い楯。後方に槍。伸ばした右手の上のニケ像が冠をかぶせよう としている。というような説明がありました。これは凄い! と興奮して、真っ黒なコインをちゃんと磨いてみなくては、って思いました。クレンザーやら。漂白剤やら。いくつか試してみましたが、まるで黒みがびくともしません。最後にトイレの洗剤サンポール、これは良かった。シューシューと泡を吹き出して表面を溶かし始めました。数日間かけて10回ぐらい。これが結局大失敗でした!! 地金の銀がわずかに覗く頃には、コインの厚さが半分程になってしまい、絵柄がぼけてしまいました。深い部分まで銀が変質してしまっていたのでしょうか。写真は溶ける前の表面です。裏面は写真を撮りそこないました。

●また、シリアで買ったコインは、少し磨いてみると鉛の地金が出てきました。 非常に粗悪な偽物でした。偽コインを造るには金型を彫らねばならず、小額コインの ために、そんな大変なことをするわけはないと考えていました。それに、銅や銀の溶 解温度はとても高いので、それも無理だろうと思っていましたが、なんと鉛という手 があることを忘れていました。もっとも安直な手でやられたということです。
●もうひとつは、トルコで以前買ったコインです。たどたどしくネットを参考に私が 調べてみました。 表面には、ヴィクトリア(Victria);勝利の女神、AVG;Augusutus(アウグストゥ ス);「尊厳なるもの」、SC;Senatus Consulto(セナートゥス コンスルト) 「元老院決議による」の刻印があります。 裏面にはIMP CAES VESPASIANAVGPMTRPPP COS IIIの刻印がぐるりとあります。 Imperator(インペラトール)、Caesar(カエサル)、ウェスパシアヌスの名前?、 Augusutus(アウグストゥス)、Pomtifex Maximus(ポンティフェックス・マクシム ス)、Pater Patriae(パーテル・パトリアエ)、Consul(コンスル)ではないかと 推測しましたがどうでしょうか? 直径36ミリで、ずしりときます。ブロンズの腐食具合から見ても、偽物とは思われ ないのですが。 でも、宿のトルコ人は笑っておりました。

●また、トルコでは別の店で偽物を掴まされました。こんな偽物らしい偽物にやられ たので、自分に呆れてしまいました。恥ずかしいですが、これも写真を送ります。 翌日、デデムの遺跡を見ての帰り、いっしょに行った友人が「あんたの買ったコイン がいっぱいあるよ」と言うので、小さな店を覗くと、店先のざるにこのコインなどが 山盛りになっておりました。 まあ、よく見れば、みょうに絵柄ははっきりしているし、色も古さがない。 現地の人は、古ぼけたコインの価値なんて分からないだろう、なんて勝手な思い込み があるんですね。とんでもない、あっちの方がずっと上手でした。

●分野が違うと思いますが、ついでにジャワコインを見て下さい。 もし何か解ればありがたいのですが。左右に影絵のような無気味な人が立っています。 ジャワの神様かも知れません。両面共通の図柄です。直径44ミリ。

●ついでのついで。私はフランクリンミントからもいくつかの古代コインを購入して いました。金がかかるので、有名なふくろう銀貨を最後にしようと頼みました。価格 は14,5000円です。 来たものを見ると、まるで昨日鋳造したようにピカピカなのでキャンセルしました。 先方は「洗ってあるので」と答えましたが。 あとでふくろう銀貨のことをよく知るようになると、そんな貴重なものがわずか 14,5000円で売っていることが疑問に感じました。 本物をそんな値段で買えるものなのでしょうか?

【写真ありがとうございます】管理人 07/10/08
コインの写真ありがとうございます。簡単な説明をさせていただきます。
●ヨルダンで購入されたコインはリュシマコスのコインですが残念ながら新しい参考品です。銀貨とは異なる材質なのではないでしょうか。 手持ちの真正品を参考に並べます。


●ローマ時代のコインは専門外ですが、真正品でないことは見て取れます。 分かりやすいコピーだと思います。類品を業者のカタログ写真から参考に並べます。(まったく同じタイプではありませんが)
これはヴェスパシアヌスのセステルティウス銅貨のコピーでしょう。


こちらはルキウス・ヴェルスのセステルティウス銅貨のコピーでしょう。


●ジャワの穴銭は正規の通貨ではなく絵銭だと思います。用途は、お守り、お賽銭 などが考えられます。

●アテネのテトラドラクマ銀貨について
フランクリンミント社は大手なので、偽物を掴ませることはないと思います。価格や状態、スタイルの美醜によりかなり差がありますが、この程度の価格でしたらそんなに安い値付けでもなく、妥当な価格だと思います。(実物を見ていないので正確ではないですが)ピカピカな状態というのも最近出土して洗って間もない物(よくある ことですが)であれば問題ないでしょう。紀元前のコインではありますが、価格は存在数に左右されるのでポピュラーなアテネのコインとしては安すぎることはないでしょう。