―アレクサンドロス大王とその周辺―
アレクサンドロス大王は希代の英雄として今にいたるまで人々の記憶にとどめられていますが、具体的なイメージとなるとギリシャ時代の原画を元に制作されたというローマ時代のモザイク画や、アレクサンドロス大王の宮廷彫刻家のリュシッポスが刻んだ肖像彫刻にたよっている状態でしょう。この項では、彼の同時代に作られたポートレートコインにより彼の面影をしのんだり、彼の父親のフィリッポス２世についてや、大王のコインのミント（鋳造地）についてみてみましょう。
◆ アレクサンドロスの父 フィリッポス２世
◆ 大王と愛馬ブケファラス
◆ アレクサンドロスタイプコインとミント１（マケドニア／ギリシャ）
◆ アレクサンドロスタイプコインとミント２（黒海沿岸／小アジア）
◆ アレクサンドロスタイプコインとミント３（フェニキア／キプロス）
◆ ディアドコイ（後継者）
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